明晰夢を見るために必要なリアリティチェック。
この記事を読んであなたにピッタリの方法を見つけましょう。
リアリティチェックとは
リアリティチェックは、夢の中にいるのか現実なのかを判断する方法です。
これをするには、自分の感覚を観察することが大切です。
目で見ることによる観察が一般的ですが、ドラマの登場人物が頬をつねって「夢じゃない」というシーンは誰もが見たことがあると思います。
これは痛覚がある事を確認して現実だと判断した例です。
なぜリアリティチェックができるのか?
リアリティチェックは、夢と現実の間の違いを見つける方法です。
この違いは、誰の夢の中でも共通して現れる現象なのですぐに気づくことができます。
例えば、現実では速く走ることができますが、夢の中ではスローモーションになって思うように進めません。
他には水中で息ができるなどです。
- 速く走れない→夢!
- 水中で息ができる→夢!
夢の中では潜在意識が世界を作っています。
水中には水の分子が詰まっていて、水中で息を吸うと水の分子が肺に入って苦しくなる。
そこまで意識している人はいません。
なので夢では水っぽい物が見えているだけなので普通に息ができるんですね。
このように誰の夢でも起こる夢と現実の違いがリアリティチェックとなっています。
リアリティチェックはいつやる?
リアリティチェックは夢か現実か確認するために行いますが、夢の中だけで行うのは難しいのです。
夢の中ではストーリーに合わせて潜在意識が自然に行動するので、突然リアリティチェックをしようとは思いません。
夢の中ではあり得ない事を判断する能力が低くなっています。自分の家に知らない人が居ても不思議に思いません。
なので、起きている間に何度も練習する必要があります。
- 夢っぽいからリアリティチェックをする→×
- 起きていても寝ていてもリアリティチェックをする→⚪︎
起きている時でも「これは現実かな?」と心の底から疑問を抱いてリアリティチェックを行います。
普段から何回も行っていると、思いがけないタイミングで本当に夢の中にいると気づくのです。
リアリティチェックは今この瞬間も試す必要があります。
今が現実であることを疑わないと、夢の中で疑うこともできないからです。
チェックの種類
手を見る
手を見ましょう。
- 大きさがおかしい。
- 指が多い。
- 形が変わる。
こんな状態だとそれは夢です。
なぜこうなるのでしょうか?
起きているときに手を見ると、目で見ているので手に見えます。
夢の中で手を見るというのはどういうことでしょうか。
目で見ているようですが実は違います。
あなたの潜在意識が手の形を作り出しているんです。
目を閉じて手を想像してみてください。
はっきり指紋や指の形・大きさまで想像できましたか?
ちょっと難しいですよね。それと同じことが夢でも起きます。
この方法は少し注意して手を見るだけなので簡単です。
手のひらに指を通す
片方の手のひらにもう片方の指を通してみましょう。
指が貫通したらそれは夢です。
手のひらは潜在意識が作り出したイメージなので、手の厚さや弾力性まで再現できていないと貫通してしまいます。
口と鼻を塞いで息をする
口を閉じて鼻を摘んで息をしてみます。
息を吸えたらそれは夢です。
寝ているときに尿意を感じてトイレに行きたくなるように、現実の感覚と夢がリンクする場合があります。
呼吸の感覚も夢とリンクしています。
夢の中で呼吸できない状況でも、現実では自律神経によって自動で呼吸できているので夢でも呼吸できてしまいます。
ジャンプする
ジャンプしてみましょう。
思ったより高く跳べたり、降りるのがゆっくりだったとしたらそれは夢です。
時計を見る
時計を見てみましょう。
- 文字盤の数字が違う
- 数字が変化する
- 正しく時間が読めない
こんな状態だとそれは夢です。
In a dream it is often difficult to read characters and numbers because the area of the brain responsible for those tasks is shut down.
夢の中では、文字や数字を読むのが難しいことがよくあるが、それは、それらの作業を担当する脳の領域が停止しているからである。
https://lucid.fandom.com
そう言われればそう思います。
本を読んでいるんだけど内容がさっぱり分からない夢を見たことがあります。
鏡を見る
鏡を見てみましょう。
- ぼやけている
- 全く違うものが写っている
- 何も写っていない
こんな状態だとそれは夢です。
鏡は反射という性質があるので夢の中で再現できないことが多いです。
私の場合はそれが鏡ということは分かるんですが、何も写らないただのガラスのように見えました。
リアリティチェックは自分に合う物を複数見つけよう
手を使う仕事をしている人の場合は、手の形に対する意識が高いです。
夢の中でも正確な手を再現する可能性があるので「手を見るチェック」は失敗します。
「手のひらに指を通す」でも、手の厚さや硬さを意識している人の場合は貫通しないかもしれません。
自分に合った物を2〜3つ選びましょう。
まとめ
これだというリアリティチェックは見つかりましたか?
「手のひらに指を通す」はいつでも出来るのでおすすめです。
1日1回でも、1時間に1回でもいいので試しましょう。
今あなたは起きていますか?夢を見ていますか?
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