自由に動ける夢:明晰夢(めいせきむ)とは?見る方法は?危険性やメリットまとめ

明晰夢の基本

明晰夢とは

明晰夢は、眠っている間に自分が夢を見ていると気づく事です。

明晰夢では、自分の思い通りに行動できます。

夢は無意識に見るものなので、ストーリーや行動は自然に任せるしかありません。

でも明晰夢は違います。夢だと気づいているので自分の意思で行動できるんです。

見る・聞く・触る・味わう・においという五感を感じることができます。

夢の中ではありますが、五感を感じるので本当に体験しているかのようにリアルに感じられます。

また、明晰夢は起きた後でも内容を覚えている事が多いみたいです。

明晰夢を見たよ!という人

明晰夢を見たい!見るぞ!と思っていなくても、自然に起こることがあります。

ある調査では2人に1人は明晰夢を見たことがあるという結果があるようです。

Studies suggest that about half of people may have had at least one lucid dream.

研究によると、約半数の人が少なくとも一度は明晰夢を見たことがあるようだ。

https://www.webmd.com/sleep-disorders/lucid-dreams-overview

この記事を読んでいる方の中には、夢の中で自由に動けたのでもう一度体験したい!

と思っている方がいるかも知れません。

楽しい夢はもちろん楽しいものですが、明晰夢だと現実のように感じるのでより楽しめます。

私は明晰夢という言葉を知らなかった頃、ある日、空を飛ぶ夢をみました。

その夢の開放感に感動してまた同じ夢を見たいと思うようになりました。

夢での体験は明晰夢に限らず本当に体験したような感覚になります。

夢から醒めた後でも楽しい気持ちになれるってとても幸せなことだと思います。

明晰夢の危険性

明晰夢について説明すると危険なんじゃないかと聞かれることがあります。

たまたま明晰夢を見た人や、たまに見るという人は問題ないと言えます。

明晰夢に危険性があるとすれば、明晰夢に依存してしまう場合ですが、ごく稀なケースだと思います。

  • 明晰夢を長時間見過ぎて脳が休めていない
  • 夢と現実が曖昧になる。

そもそも明晰夢を見れる人でも見ている時間をコントロールするというのは聞いたことがありません。

そんな人がいたらビックリですが、そこまでコントロールできるなら脳も自発的に休むことができると思うんです。

もう一つの「夢と現実が曖昧になる」ですが、夢の中でキケンな行動を頻繁に行っていると現実でやろうと考えてしまうかもしれません。

私も夢の中でキケンな行動をすることはありますが、それは夢の中と分かっているからです。

「現実なのに夢かどうか分からなくなる」ということではありません。

明晰夢のメリット

あなたは今自由ですか?

好きな時に好きな事をして、食事も睡眠も取れる。

果たしてこれは自由でしょうか。

いくら自由でも瞬間移動、水の中で呼吸はできませんよね。

そう、現実世界は物理法則に支配されています。

しかし、夢の世界では物理法則に縛られることなく、自由に行動したり世界を変える事もできます。

明晰夢は本当の意味で自由を手に入れることができます。

  • 好きな場所へ旅行する
  • 推しとデートする
  • 動物と会話する
  • 人魚になる
  • 大会で優勝する
  • 魔法を使う
  • 透明マントで姿を隠す
  • 異性になる
  • 好きなものを好きなだけ食べる
  • 人を指示どおり動かす
  • タイムトラベルする

楽しい事やりたい事を自由にできるので心の余裕につながります。

ブログでは明晰夢を見るために、睡眠環境を整える事をオススメしています。

明晰夢を見たい→睡眠環境を整える→よく眠れる

このサイクルで幸せな夢の世界を楽しみませんか?

明晰夢を見る方法

私が明晰夢を見たい時にやっている方法をお話しします。

  1. 睡眠時間は8時間
  2. 見たい夢をイメージする
  3. 夢だと気づく

睡眠時間は8時間

一番大切なのは睡眠時間です。8時間ほど確保しましょう。

長時間寝ていても、夢を見ている時間って少ないんですよね。

私の場合は睡眠時間が長ければ長いほど沢山夢を見ることができます。

夢をみるタイミングは人によって違うので、自分が夢をみるタイミングは知っているよって人はこの8時間はスルーしてください。

見たい夢をイメージをする

ここはとても重要です、何も考えずに寝てしまうと普通の夢になってしまいます。

なので就寝後は、こんな夢が見たい!というのを想像しましょう。

魔法使いになってホウキで空を飛びたい場合は、飛んでいる高さや見える景色、スピード、風が当たる感覚、足が地面から浮いている様子をイメージします。

具体的にイメージしましょう。イメージが強ければ強いほど夢に現れやすくなります。

普通の夢は脳が起きている時に見た物が現れてしまいます。

現実に負けないように強くイメージしましょう。

夢だと気づく

イメージした感覚のまま夢に突入できると「これは夢?」と思うはずです。

その疑問が明晰夢の入り口です。

空を飛ぶのは現実にはあり得ないので「夢かも?」と疑問を持ちやすいでしょう。

すぐに夢かわからない場合はリアリティチェックを行います。

  • 時計を見る:正しく時間が読めないならそれは「夢」
  • 手を見る:ぼやけていたり、歪んでいたらそれは「夢」

こんな感じで、現実っぽい夢でも夢かどうか確認ができるんですね。

夢を見るコツ

明晰夢を見る方法で睡眠時間は8時間と言いましたが、就寝後すぐ睡眠に入れるとは限りません。

明日の予定で頭が一杯だとリラックスできませんよね。

また、食事を食べ過ぎていると満腹感によってスムーズな睡眠が妨げられることもあります。

その日の環境、体調、精神状態によって変わってきます。

明晰夢を見るには、夢をスムーズに見れる環境を作りましょう。

  • 睡眠環境の整備(寝具、遮光カーテン、遮音、アロマ、音楽)
  • 軽めの食事(夕食、軽食、飲料)
  • 適度な運動(日中の運動)
  • 就寝前のリラックス法(呼吸、瞑想、ストレッチ、サウナ)

普段から睡眠に気を使っている方でも、これらの準備を行うことで明晰夢により集中できるようになります。

私の場合は準備の段階から、「今日は何をみようかな」と想像を始めます。

この結果、

最高にリラックスした状態で寝る

ということができます。

言ってしまえばこれがスタート地点なんです。現実で準備できる範囲は全てやってしまいましょう!

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