明晰夢や金縛りで困っている方へ。7種の予防と対処。

明晰夢の基本

金縛りで困っていませんか?

明晰夢や金縛りは、夢の中での特殊な体験であり、困惑や不安を引き起こすことがあります。

そこで今回は明晰夢や金縛りに対する予防と対処方法をご紹介します。

金縛りとは

金縛りは睡眠麻痺と呼ばれる現象で、心霊現象ではありません。

金縛りは自分が寝ている状態の鮮明な夢を見ています。体が動かせないので多くの人が恐怖や不安を感じます。

一方、自分が夢を見ていると意識している状態、それが明晰夢です。

怖いのでできれば金縛りにはなりたくないですよね。予防と対処法を説明していきます。

予防①:睡眠環境の整備

金縛りは不安やストレスによって起きることもあります。快適な睡眠環境を整えることが重要です。

  • リラックス
  • 快適な寝具・パジャマ
  • 適温・適切な明るさ

寝る前にリラックスするための習慣を作りましょう。例えば、入浴や読書、瞑想など、自分に合ったリラックス方法を取り入れることで、ストレスや不安を軽減することができます。

寝具や枕、部屋の温度なども快適さに合わせて調整しましょう。寝る前に部屋を暗くしたり、自分にあった適度な明かりを灯すこともいいでしょう。

予防②:横向きで寝る

仰向けで寝ることが金縛りの発生を促すとされています。

  • 仰向け:×
  • 横向き:⚪︎

寝る前に枕や布団の配置を調整し、横向きで寝る姿勢を心掛けましょう。

横向き寝の間の特徴として、舌が落ち込むことなく、気道が確保されるという点が挙げられます。

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自然と深い呼吸にもつながるのでオススメです。

予防③:上下を入れ替えて寝る

金縛りに恐怖を覚えている場合はベッドで寝ることが心理的な不安になり、繰り返し見てしまう可能性があります。

上下を入れ替えて寝ることで、意図的にいつもと違う環境にすることができます。

他にも部屋の模様替えも同じような効果が期待できます。

  • 上下を入れ替えて寝る
  • 部屋の模様替えをする

就寝時に見える部屋の様子も変わるので、新たな気分で寝られるでしょう。

対処①:起きる

金縛りが発生した際には、まずは冷静になることが重要です。

パニックに陥ると状況が悪化することがありますので、金縛りは一時的なものであり、必ず解けることを頭に入れておきましょう。

体は動かせませんが、起きる方法はあります。

具体的には3つです。

  • 指を動かす
  • 鼻から息を吸う
  • まぶたを開く

指を動かす:

自分の意識を別の方向に向けることが有効です。指先や足の付け根から動かすことを試してみましょう。

少しずつ動かせるようになると、金縛りが解けていくことがあります。

鼻から息を吸う:

金縛りの際には呼吸が浅くなりがちです。ゆっくりと深呼吸を行い、呼吸を制御することで身体のリラックスを促すことができます。

深く吸ってゆっくりと吐くことを繰り返してみてください。現実の呼吸とリンクすれば覚醒が近づいて金縛りの解消が早まります。

まぶたを開く:

金縛りの途中では体が動かせませんが、まぶたは比較的動かしやすいです。

意識としては目は開いているので、既に開いている目をもう一段階開くイメージで少し強く開きます。

個人的な経験から言えば、私が一番効果的だと感じているのは「まぶたを開く」です。

対処②:明晰夢に切り替える

金縛りが頻繁に起こる方は、金縛りの状態をある程度予測することができます。

金縛りは明晰夢に近い状態なので、明晰夢に切り替えることができます。

具体的なやり方は3つ

  • ベッドの中へ沈み込む
  • 意識だけ立ち上がった視点にする
  • 自動起き上がりベッド

体が動かない状態を利用して、ベッドの中へ沈み込むイメージを持ちましょう。

うまく沈み込むことができれば、ベッドの下に好きな情景をイメージしてそこへ飛び降りましょう。

沈み込むイメージが難しければ、意識だけを立ち上がった視点にして寝ている自分を見るようにします。

この2つが難しい場合は「自動起き上がりベッド」をイメージしましょう。ベッドが動いて自動で起き上がらせてくれます。

明晰夢に切り替えができると、金縛りの不快な体験を乗り越えることができるでしょう。

対処③:数字を数えて終わるのを待つ

金縛りの中では時間が永遠に感じられることがあります。

数字を数えることで時間の経過を感じやすくすることができます。

金縛りの状態で、心の中で1から10まで順番に数えていきましょう。集中力を持って数字を数え続けることで、金縛りが自然に終わるまでの時間を意識的に過ごすことができます。

この方法によって、金縛りの時間を実際よりも短く感じることができるかもしれません。

金縛り中に起こる幻覚や恐怖心には冷静に対処しましょう。

自分に起こっているのは金縛りの一時的な現象であることを思い出し、穏やかな気持ちで受け入れるよう心掛けましょう。

対処④:専門家への相談

金縛りが頻繁に起こる場合や、金縛り以外の症状や睡眠が十分に取れないなどの状況になる場合は精神科を受診しましょう。

まとめ

明晰夢や金縛りは、個人によって異なる経験や感じ方をもたらす夢の一種です。しかし、人によっては不快な体験になる場合もあります。

上記で紹介した予防と対処方法を組み合わせながら、あなたにあったものを探してみてください。

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